管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。が!現在はフリーランスとして、セミリタイアとは言えないほど、働いちゃってます。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

私が職場の人間関係で苦労しない理由(1)ー年収やキャリアアップ以外の転職のメリット

離職理由の第一位は「人間関係」、そんな記事をよく見かけます。

確かに人間関係のストレスは心と体にこたえる・・

あまりに辛い時は辞めた方がいいよね。

だけど・・私の場合、人間関係が理由で辞めたことはあまりないような気がする。

人の好き嫌いが結構はげしい方なのに・・なんでだろ?

そのヒントは「人間関係の流動性」にあるかも?

疲れたのは人間関係じゃない、経営方針です

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来年またまた転職しようとしてるけど、今回の退職理由も人間関係ではないです。

管理職を辞めたいのは、責任の重さや判断の連続に疲れたから。

そして某事業のリスキーさに巻き込まれたくないから。

上司も部下たちもみんなウルトラスーパー良い人!

暴走気味の役員や本社には困ってるけど、関係は良好です。

人間関係ではなく経営方針に疲れた、って感じかな。

 

人間関係が流動的だから閉塞感が少ない

もちろん苦手な同僚はいますよー。

だけど、この人がいるから辞めたいってほどではないなぁ・・

・・あ、そうか!

私が職場の人間関係であまりストレス感じないのは

「一時的な関係と割り切ってるから」

かも。

月曜が憂鬱になるくらいこの人が苦手なのはNoと言えないからでした。

仕事上この人の協力が必要、という閉塞感が苦手意識を強めてます。

しかしそうは言っても、転職があたり前のこの会社では、関係はそのうち終わるんです。

私が退職を決意してなくても、同僚の方がいずれ辞めると思う。

そう、遅かれ早かれどちらかが辞めるんです。

人間関係が流動的だから閉塞感がない、だからあんまり思い詰めないんだろうな。

 

デメリットもある、ドライな人間関係

都市部の賃貸暮らし v.s. 伝統的地域社会、みたいなものかな?

都会は冷たいけど煩わしさもない、それと似てるかもしれません。

だからデメリットもいっぱいあります。

家族的な会社だったら、従業員が病気になった時に助けてくれるかもしれないけど、

私のところには一般的な福利厚生制度しかない。

ビジネス上だって、最後に勝つのは、従業員同士の結びつきが強い会社かもしれない。

ずっと同じ会社に勤めてる友人が、同期や会社との絆について語るのを聞くと、うらやましく思います。

それに回転率が高い外資にだって、日本子会社立ち上げの時からずっと勤めていて、愛社精神の強い人もいます。

そういう方は、私のような社員を苦々しく思っているかも。

 

働いてる間もメリットあり、転職による「リセット効果」

そういうデメリットを理解しつつも・・・要は、働き方の好みや適性の問題なんでしょうね。

私は職場に仕事以外のことを求めておらず、しかも数年ごとにリセット願望が襲ってきます。

こういうタイプには短期的な人間関係が向いているのかもですね。

転職すればもちろん、人間関係が一旦リセットされ、嫌いな人から逃れられます。

しかもそのリセット効果は辞めた時ばかりじゃない。

働いてる間だって「これもいつか終わる」と思えることにより抑圧を和らげてくれます。

転職というと、年収やキャリアアップだけがフォーカスされがちだけど、

転職には人間関係のストレスを「常に」軽くする効果があるかもしれない。

そんな風に思った朝でした。

転職を検討してる方のご参考になれば幸いです。

 

●追記:職場の人間関係で苦労しない理由をもう一つ見つけました●

yametaikanri.hatenablog.com

●過去記事:リセット願望はあるのに、完全に一人にはなれない中途半端な私です●

yametaikanri.hatenablog.com

 

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